【おうちのキホン】屋根材の種類
こんにちは
東北でも桜の開花が発表されるなど春一色になってきました。
桜餅、お団子、道明寺・・・
私は桜色のお菓子で春を感じています。
さて、今回は【おうちのキホンシリーズ】
さまざまな屋根材についてご紹介いたします!!
はじめに、日本三大瓦をご存知ですか?
【日本三大瓦】
良質な土が取れ、生産が集中している地方の瓦をこう呼ぶそうです。
※イメージしやすく色でご紹介します
愛知県三河地方の『三州瓦』・・・カラーバリエーション豊富
兵庫県淡路島の『淡路瓦』 ・・・いぶし銀
島根県石見地方の『石州瓦』・・・赤や黒が中心
【屋根材の種類】
▶瓦
・陶器瓦
表面に釉薬(うわぐすり)と呼ばれる薬剤を塗り焼き上げたもの
瓦にツヤを与えるだけでなく、釉薬を変化させることで好みの色に仕上げることができます。
・いぶし瓦
釉薬を塗らずに焼き上げた後、さらに燻したのもの
いぶし銀は風情があり時間の経過とともに変わる色ムラも一つの魅力です。
・素焼き瓦
粘土をそのまま焼いた時に朱色になった瓦
粘土に含まれる鉄分は酸化して色が変わりますが、土の種類により色が変わらないものもあります。
▶スレート瓦
人工スレート、カラーベスト、コロニアルとも呼ばれます。
軽量で、色・形が自由に選ぶことができ工事価格も安いことから近年よく使用されています。
▶ガルバリウム鋼板(金属板)
アルミニウム、亜鉛を主とした金属の膜で鉄を覆った屋根材です。
金属ですが錆びにくいといった特徴があり、既存の屋根の上に葺き直す『屋根カバー工法』にも使用されています。
*この他にも天然スレートや神社仏閣で見かける緑青のある銅板の屋根材があります。
外壁などの傷みや汚れは比較的確認しやすいですが、屋根は自分ではなかなか確認できないですよね。
近年は特に自然災害が多くなり、気づかないうちに屋根材のズレ・ヒビ・割れが生じていたりすることがあります。
剥がれや破損した屋根材から雨漏りが起きたり、落下する前に定期的に点検を受けましょう。
以前、当ブログで紹介した弊社リンクホームの住宅メンテナンス診断では屋根や床下など普段確認できない場所もしっかりと点検できますので、お気軽にご相談ください☆