シロアリ『防除』と『駆除』の違い
こんにちは!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます(*^_^*)
2月に入り、今年も変わらず “こたつから出たくない病”を発症しております。。
今更ながら コーヒー×チョコの美味しさを知り、おかげさまですっかり巣ごもり優等生です。
さて、そんな お家でまったり過ごしたくなるこの季節は、
ご家族でお家のことについてゆっくりお話をする、よい機会にしませんか?❅゜
先週のブログでご紹介した『シロアリ点検』に続き、
シロアリの『防除』と『駆除』の違いをご紹介いたします。
~シロアリ防除と駆除の基本~
①まずはじめに、建築時にシロアリを寄せ付けないための『防除』を実施。
床下換気扇や除湿剤・木炭などを設置したり、防除薬を散布(発泡など)することでより強固にする方も多いです。
《防除発泡の様子》
▼
②一般的な防除薬の有効期間(保証)とされる“5年”おきに、被害がないかの点検や 防除工事の再実施を推奨しています。
ところが、5年という長期間での管理は難しく、「ハウスメーカーからのお知らせが無い」などで忘れてしまいがち。
さらに、ご自宅の立地条件や建物内での雨漏り・水漏れなどが原因で 木材が腐りシロアリ被害が発生する場合も・・・
▼
③もしシロアリが発生してしまった場合は、『駆除』が必要です。
被害のあった住宅の多くが、防除保証期間が過ぎた後の防除薬再施工を怠ってしまっために発生しています。
被害状況の確認・見積もりを行い、別日に駆除工事を実施するので、心配な方は早めにご相談ください!
▼
④無事に『駆除』が終わったら、今後寄せ付け無いために『防除』も続けて行います。
ここで「費用が嵩むからとりあえず駆除だけで…」と怠ってしまうと、再び被害が出やすくなるため要注意です!
~防除と駆除の違い~
『防除』・・・シロアリを“寄せ付けないため”の、防止策
『駆除』・・・シロアリ“被害が発生したとき”の、退治
それぞれ薬品も違えば、費用も異なります!!
また、一度発生することにより 基礎や柱内の食べられた所に空洞ができてしまい家の耐久性を損ないます;
本来であれば5年おきの『防除』だけで済んでいたはずが、被害箇所の補修費用も加わると、目を覆いたくなる高額出費になってしまうのです。(;_;)
家屋の様々なリスクを抑えるためにも、定期的な対策を実施しましょう!!