【おうちのキホン】
蛇口から水がでない原因と対処法

こんにちは。
梅雨で雨が降るとはいえ、毎日暑い日々が続きますね。
少し歩いただけでも、汗がどっとでてしまいます。

これからもっと汗をかく季節になりますが、いざ水を使おうとしたら、

 

あれ？水がでない！？

 

とならないように、本日は蛇口から水がでない原因と対処法を紹介いたします。
※こちらは一戸建て向けの内容となります。

 

■原因1：断水
水道工事がある場合、一時的に利用できないことがあります。

【対処法】
断水のお知らせがないか確認しましょう。
突発的な工事だと、お知らせがない場合もありますので、水道局に直接お問い合わせください。
工事が終了すれば、また利用できるようになります。

 

■原因2：水道料金の滞納
数ヶ月、支払いを滞納していると給水を停められます。

【対処法】
水道局へ連絡し、給水の再開手続きをしましょう。

 

■原因3：止水栓が閉まっている
水道管の点検や修理などの際に水を止めたりすることがあります。
また、何らかの原因で閉まってしまうと水がでなくなります。

【対処法】
止水栓を開ければ、すぐに利用できるようになります。

 

■原因4：水道管の劣化
鋼管の場合、内部が錆びると、錆びで水の流れが遮られて、蛇口から水がでなくなります。
樹脂管であれば、錆びませんが、熱や衝撃に弱いため、熱湯を流したり高圧洗浄機で洗浄したりすると傷んでしまい、水がでない原因になります。

【対処法】
専門業者による点検と水道管の修理・交換工事が必要ですので、相談ください。

 

■原因5：ストレーナーの詰まり
ストレーナーとは、水栓内部にある部品で水をろ過して異物を濾すための網状（フィルター）の部品です。
ゴミや錆がつまると水がでなくなります。

【対処法】
ストレーナーを取り外して、歯ブラシなどでゴミを取り除きましょう。
水栓を良好な状態で使用する為には、半年に１回程度の清掃が必要とされています。

 

■原因6：スパウトの詰まり
スパウトとは蛇口の水が出てくる部分のことです。
ゴミが詰まって、水の出口がふさがれると水がでなくなることがあります。

【対処法】
スパウトの掃除は難しいので、専門業者への相談も検討しましょう。

 

■原因7：部品の劣化
蛇口の内部のバルブやパッキンが劣化していることも原因の一つです。

【対処法】
部品の劣化は見た目での判断が難しく、交換するためには蛇口の分解をする必要があるため、専門業者への相談をおすすめいたします。

 

■番外編：水道管の凍結
夏には起きませんが、冬の寒い日だと、水道管が凍結することがあります。

【対処法】
日が昇り、暖かくなれば利用できるようになります。
早く使いたい場合には、ドライヤーの温風またはカイロをあてて溶かしましょう。
または、タオルをかぶせてから、その上からゆっくりと「ぬるま湯（50℃程度）」をかけて溶かします。
※急に熱湯をかけると、蛇口や水道管が破裂することがありますので注意してください。

 

蛇口の不具合は原因がさまざまなため、一つずつ確認していき、それでもわからない場合には専門業者へ相談しましょう。

弊社でも、現地調査にお伺いすることが可能ですので、ぜひお問い合わせください。