床鳴り・沈み・きしみの危険性!!
いつもブログをご覧いただきありがとうございます🎵
9月があっという間に過ぎ去り、今年も残すところ2ヶ月半となりましたね。
今年こそ秋らしい気候を少しでも長く楽しみたいものです🍁
さっそくですが、今回ご紹介するのは
床鳴り・沈み・きしみについてです!
ただ一言に床鳴りと言っても原因は様々です🔍
フローリング本体に原因があるのか、もっと深い場所で音がしているのか…
主な床鳴りの原因は、以下の7種類となります!
①フローリング材の噛み合わせ部分がこすれる
湿度の変化や乾燥によりフローリング材同士のつなぎ目に隙間ができ、
こすれることで音が鳴ることがあります。
フローリング材同士のつなぎ目部分を実と呼ぶことから、「実鳴り(さねなり)」とも呼ばれています!
②壁とフローリング材のこすれによるもの
フローリング材は伸縮するため壁との間にわずかに隙間が空くように施工されています。
しかし空け方が足りなかったり、建材の変形などにより壁と床がこすれて音が鳴ることが。
③釘がこすれている
フローリング材を固定するために打ち込んである釘が、フローリング材にこすれて音が鳴ることも。
これは「釘鳴り」と呼ばれています!
④フローリング材と下地のはがれによる床鳴り
フローリング材と、フローリングの下の下地がはがれて隙間ができた状態も音が鳴る原因となります。
下地とフローリング材は密着していなければいけませんが、
木材の収縮や接着不良などの原因で接着剤がはがれることがあります。
⑤下地部分の固定のゆるみによる床鳴り
下地の根太※¹や大引※²を固定している釘がゆるみ、床下がきしんで床鳴りの原因になっていることがあります。
※¹根太とは、床の下地を張るために大引の上に等間隔に渡してある木材のこと
※²大引とは、床と根太を支える木材の部分のこと
⑥下地部分のゆがみによる床鳴り
経年劣化などにより床の下地に歪みが生じ、床と下地の間に隙間が生じて床鳴りが発生することもあります。
⑦シロアリが発生している
床下にシロアリが一度発生すると、木材を食べ尽くしてしまうことも。。
食害により下地の強度が失われ、床を踏むと沈む現象が見られるように…
この場合も床材がたわみ、床鳴りが生じます。
さて、様々な原因により床鳴りが発生していることは分かりましたが、
これらの床鳴りの中にも”危険度の低い床鳴り”と”危険度の高い床鳴り”に分けられます!
★★ 見分け方 ★★
🙆♀️危険度の低い床鳴り
床の表面近くで「キュッキュッ」「キシキシ」と高い音が鳴っているものは、
床表面近くの床鳴りの可能性が高いです!
木材の水分量が落ち着くと自然に鳴らなくなることもあります!
⚠危険度の高い床鳴り
「ミシミシ」「ギシギシ」など低い音が鳴っている場合や、
床の上に乗ると床板が沈み込むようにたわむ場合は注意が必要です!!
床を支える下地部分に問題が生じている可能性があります。
危険度の低い床鳴りは下地に異常がない可能性が高いので
いったん様子見でも問題ないですが、気になるようなら補修を検討しても良いですね☺
逆に危険度の高い床鳴りは下地に異常が疑われるので早めに業者に見てもらいましょう!
放置すると傷みがひどくなったり範囲が広がる可能性があります🥵
床鳴りの種類によってはご自身で補修可能ですが、原因や場所の特定が難しいものも多くあります💦
そんなときはぜひ当社にご相談ください✨
放置して悪化する前に、異変を感じたらお早めの対処を!!